サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

アイスホッケーの素晴らしさを伝えたい

 先日ホッケー部の後輩が話していたこと。

 「大学からアイスホッケーを始めた人って、高校で部活で挫折をした人の集まりのような気がするんですよね。」

 これは悪い意味ではなくていい意味でとらえることができるっていう話。

 大学からアイスホッケーを始める人はとても多い。みんなが初めてやる競技だからこそみんな最初は横一線。だから努力次第で上に行くことが出来るし勝つこともできる。

 自分も高校までの部活で成功を経験したことはほとんどない。挫折しかしていない。高校の時はほとんど試合に出ることもできなかった。

 さっきの後輩の言葉は挫折したことは悪いという意味に捉えることもできるかもしれないが、新たな挑戦ができる場、もう一度自分にチャレンジすることができる場があるってことでいいことに捉えることができる。

 そしてアイスホッケーは仲間の失敗をカバーしやすい競技でもある。バレーボールでは周りに比べて上手ではない選手一人のところに集中攻撃したら簡単に点が取れてしまう競技と後輩が言っていた。それで狙われて監督に怒られたり仲間からも怒られるのがめちゃくちゃ嫌だったんですよね、と後輩が言っていた。

 それに比べてアイスホッケーはフィールドも狭く、スケートを頑張れば仲間の援護にすぐに行くことができる。相手にボディーチェックをすることが許されているから自分の体を使って相手を止めたり、防具を着ているから相手が打ったシュートを自分の体で止めたりすることもできる。もしシュートやパスが苦手でもチェックに行くことが得意なら、チームに貢献できる。

 今春の甲子園が行われている。自分もその場所を目指していた一人の高校球児だった。高校生の時はそれしか頭になかった。でも大学に入って野球以外のことをたくさん知って、面白いことは他にもたくさんあると知った。

 アイスホッケーはその中でも自分に新しい発見を気付かせてくれたスポーツでもある。おそらく社会人になったらやることはないと思うから今仲間と共にもっとたくさんのことを学んでいきたい。