サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

『学び合い』

人数が増えると

担任する学級の人数が去年から15人ぐらい増えました。人数が増えると大変になるというイメージが強いですが、人数が多い方が良いことがたくさんあるなと感じています。同じ教室で過ごす仲間が多いと、子供にとって自分に合う人も増えます。子供の心理的安全…

学級目標

学級目標を子供たちと決める時、1人の子が「一人も見捨てない」と言いました。 2年生の時も担任した子でした。 僕はその言葉を頻繁には使ってなかったと思いますが、自然とその子の口から出てきたことに、なんだかハッとさせられた気がしました。 今週は参観…

いい感触

チーム担任制のおかげで、昨年度担任した子の授業ももっており、まだ担任したことがない子たちの授業にも入れているし、特別支援級の体育ももたせてもらえている。色んな子と関われるというのは、自分の対応力、授業力を磨くうえでも、メリットが大きい。廊…

2割は知らなくていい?

集団における2割のイノベーターを育てる。その2割を把握している必要があると思っていた。しかし、自分が2割だと思っている子に自然とプレッシャーを与えている可能性もある。誰がイノベーターで誰がラガートなんか知る必要もなく、集団全体に語り掛ければ良…

掛川『学び合い』の会

今日は1週間前に企画した掛川『学び合い』の会を開催しました。 西川研究室のゼミ生の内村さんと、近隣の中学校で研修主任として『学び合い』を全校で取り組んでらっしゃる先生とお話しました。 自分の地元で『学び合い』というキーワードをもとに話ができる…

青森の6年生と交流授業

今日は青森の6年生とこちらの5年生で交流授業を行いました。方言について学ぶということで、お互いの方言クイズを、お互いに教え合いながら解いていくというものです。前回と同じでzoomとpadletを併用しました。画面越しで交流することもあれば、チャットで…

超える

授業やってると、教師より子供たちの方が知識もアウトプット力もついていく。自分を超えていく。多分、それでいいんだ。

その子、そのことを教師は解決することはできない

機嫌が悪く、中々学習に取り組めない子がいた。僕はその子と話してもお互い気分が悪くなるだけだった。僕はその子、そのことを解決できないと思った。算数の時間、全く学習に手をつけなかった。授業の終盤、その子に駆け寄り、膝を突き、一生懸命教える友達…

自分ができなかったことを

自分が受けてきた教育よりもさらによりよい教育を提供する。自分ができなかったことできないことを今の子供たちと共にやる。

グループ決め

行事でも、授業でも、グループを作らなければならないとき、その決め方は子供たちにほとんど任せている。 「クラスがよりよくなるにはどうしたらいいか考えて決めてね」と言って、あとは任せる。 一回自分が決めてしまったことがあって、あの時は反発があっ…

アツい

今算数がアツい。 最初にミッションを言い、あとは子供たちの動きをぼんやりと眺め、少し全体でまとめて終わる。 子供たちがアツくなってるのが分かる。 とりわけすごいことをやっているわけではない。 教科書の内容をやってるだけ。 でも友達と関わり、協力…

仕事

今日のオンラインゼミの振り返り 「自分の時間を他人のために切り売りしているのが”仕事”。すなわち定時になったら帰ればいい。」 自分は最近定時に帰った記憶がありません。遅くて8時ぐらいに帰る日も何日かありました。何をやっているかというと、行事のた…

森を見る

先週、木を見て森を見ずで、完全に失敗したことがある。 あれは失敗も失敗でした。 今週は森見てこ。

凡庸な教師も

【凡庸な教師も、「仲間の心に火を付けることが自分にとって得である」ことを子ども達に語れば偉大な教師になることが出来る。】 今日、師にいただいた言葉です。 まずは自分が行動に移し、この人の言っていることは本当だろうなと信じてもらうことが大事だ…

集団の力

集団の力を信じる。 それは簡単なことではない。 しかし、一人で考え動くよりも、集団にビジョンを示し、それに共感してもらうことの方が、長期的に見て得であることをひしひしと感じる。 先日、学校には来れるけど、教科の授業は入りたがらない子がいるのだ…

2割

忘れてはいけないのは、上位2割のキーパーソンを絶対に無下にしないこと。 ついつい目が行って気になってしまう子たちに執着してしまうと、集団として下に下にいってしまう。 上位2割の行動を見て、称え、周りを引っ張ってもらえるようにする。 それによっ…

越後『学び合い』の会 2023

越後『学び合い』の会に参加してきました。 新たな最先端の知識と、己がブレないための繋がりを得ることができたと感じています。 『学び合い』は子供たちを幸せにする為の理論であり方法であり生き方です。それを改めて再確認でき、明日からの実践に繋げて…

プリント1枚でも

どんな状況であれ、どんな課題であれ、子供たちが流動的に学び合える環境が子供たちだけでできるとしたら素晴らしい。 ワクワクするような課題設定で子供たちの心に火が付くのもいいかもしれない。 しかし、テスト対策のたったプリント1枚でも子供たちの心に…

感動

今日はいい日でした。 普通の授業だけど、子供たちの素晴らしさを見て感動できるいい時間でした。 友達に説明分かったのサインを求められたけど、全員が分かるために「ちょっと待って」と言って、分からない子に一生懸命教える様子。 〇〇のおかげで分かった…

自動化

子供たちに認知心理学の自動化の話を以前しました。 そのことが分かっていれば分かっているほど、教えることが困難になるということです。 我々にとって自転車は何も考えず乗ることはできますが、その乗り方を分かりやすく教えてほしいと言われたら難しいと…

1.5÷1.5=1が分からない

今、僕のクラスの算数は、「小数のわり算」の単元です。 先週、面白いことがありました。 ある子が、「1.5÷1.5=1」が分からないと言いました。 「1÷1=1」は分かるけど、「1.5÷1.5=0.1」じゃないの?なんで小数にならないの?と。 別の子が、「電卓でやっ…

やる気にさせる

全員を分からせる、の前に全員をやる気にさせることが必要です。 いくら面白い授業をしていたとしても、やる気がない子には響かない。 いくら丁寧に説明してもやる気がないと理解しようとしない。 だから全員がやる気になるためにどうするかを考える。 目の…

教師が変わる。

今日もいい仕事をした!土日に気持ちを入れ替え、月曜を迎えれました。子供が変わるのではなく教師が変わる。いつも自分の行動を見つめ直す。

これからも

自分の中のモヤモヤと対話する土日でした。 どこか心に引っ掛かり、モヤモヤしているのは気分が良くなかったですが、人と話すことで胸のつかえを少しは取り除けました。 教師の仕事は何なのか。何が仕事なのか。 多分またこれからもブレることはあるでしょう…

相談できる

自分の不安を払拭するには、「人に相談する」ことが最強の治療法だと思うんです。 こんなこと相談して相手はどう思うかな…。相談して怒られたらどうしよう…。という時もあるかもしれませんが、相談すると不思議なほど心が軽くなるときがあります。 子供たち…

オンライン『学び合い』

今日は青森の小学校とオンラインでの合同授業でした。 今回は合同授業1発目だったので、それぞれ子供たちの自己紹介と、クイズの解き合いをしました。 クイズは、それぞれのクラスの班で考えた問題を出し合い、何を使ってもいいから答えようというものでし…

見取り

教師側の集団にこうなってほしい、ああなってほしいという思いがあるのはいいけど、こうしなきゃいけないああしなきゃいけないという思いが強くなると、負の面しか見えなくなってしまう。 どんな時も、子供たちの姿から輝きを見つけるのが、集団の見取りでも…

楽しい

子供たちと授業していくのが楽しい。こっちがコントロールしてて楽しいのではなく、僕の想像を超えて行くのを見るのが楽しい。水族館の水槽を見るのも楽しいけど、沖縄で初めてリアルに泳いでる魚たちをシュノーケル越しに見たあの驚きとワクワクに近い。あ…

教師の仕事は。

大学時代の先輩が開催している兵庫『学び合い』の会に参加しました。多くのヒントを頂きました。先輩と久しぶりに話せて嬉しかったです。 医者の仕事は病気を治すこと。聴診器を当てることではない。教師の仕事は子供たちを幸せにすること。板書や発問をする…

オンライン

オンラインで遠くの学校を繋ぐことは、これからの社会を生きていくために得なことである。僕らも、会ったこともない人とオンラインで話をして学んだり、協働で作業をしたりすることがある。多様で多数の繋がりはオンラインで広めることができ、とっても得で…