サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

仕事

今日のオンラインゼミの振り返り

 

「自分の時間を他人のために切り売りしているのが”仕事”。すなわち定時になったら帰ればいい。」

 

 自分は最近定時に帰った記憶がありません。遅くて8時ぐらいに帰る日も何日かありました。何をやっているかというと、行事のための準備や分掌の細々とした仕事、授業準備などです。でも時間内で終わらなければ、それは仕事ではないんですよね。ただ自分の好きでやってるとしか言えなくなってしまいます。付属小学校などは、大学が独立行政法人化したため、残業ができなくなってしまったと聞きました。残業した場合は残業代を支払わなければならず、早く帰れと言われるそうです。残業する場合も校長が命令した場合に限ります。そうなると、仕事として認められるものは限りなく少なくなっていき、自分が仕事だと思っているものは仕事ではないんだなと思います。

 

 授業の場合も、勤務時間内で準備できる限りで行うしかありません。でもやっぱり時間をかけた分だけ授業がよくなると思いがちです。しかし、時間をかけただけよい授業ができていたかと言えば、そんなことはないです。

 

 自分が今一番いい授業ができているなと感じるのは、算数です。授業準備も一番時間をかけずに、パフォーマンスがいいと感じています。なぜなら目標が明確で『学び合い』をしているからです。

 子供たちの動きも算数をしている時が一番いいです。退屈そうな顔をしている子は一人もいなくなってきました。みんな友達と顔を合わせ授業の内容について楽しそうに話し合っています。

 逆にいえば算数以外は、シンプルな目標を立てずらく、一斉で説明する時間も欲しいよなと思ってしまいます。

 それは僕の知識不足力量不足だと感じていますが、子供たちのノリも悪いのは確かです。

 

 自分と向き合う時間があることで、それは自分の価値への投資に繋がっていきます。

 ”仕事をしてる風”に自分の時間を削ると結果的に自分の価値がそれ以上には伸びなくなってしまうこともあるかもしれません。