集団の力を信じる。
それは簡単なことではない。
しかし、一人で考え動くよりも、集団にビジョンを示し、それに共感してもらうことの方が、長期的に見て得であることをひしひしと感じる。
先日、学校には来れるけど、教科の授業は入りたがらない子がいるのだが、ある友達の一言で、次の日の算数を一緒にやることができた。
「○○一緒にやろ!」ただその一言である。
廊下からみんなの様子を見て、みんなで学び合っている様子を見ていたその子も、本当はみんな何しているのか興味があるけど教室には入れないという感じが見えた。
そのとき、その一言で、その時間はできなかったけど、次の日には、みんなと一緒にやって楽しく学び合っているのである。
感動した。他の子たちも、その子をいつでも受け入れる空気をつくっているなと感じる。
さすが子供たちだなと思う。
教師2年目で、授業なんて全く上手くいかないことの方が多い。毎日できない自分を責めることの方が多い。
それでも子供たちが一生懸命やってくれる姿には感謝しかない。有難い。