昨日やった算数のテストを丸付けた。クラスの3/4が80点以上取ることができた。
前回よりは確実に良くなっている。テストの分布図を見せた。クラスの最低点が上がってきていることが分かる。でもまだ全員はできていないよね。さあどう行動するか期待しているよ、子供たちに言う。
次の時間も算数。子供たちの行動は今までの一番いい動きをしている。誰も見捨てられている人がいないことがよく分かる。
めんどくさーい、つまんなーいって全然問題を解こうとしない子、そもそもどこやるのか分かってない子もいるけど、その子に一生懸命に関わる姿が見られる。今までだとそういう子を知らんぷりしていた。でも今は違う。シンプルに感動。
僕はやってなくても注意しないし、あの子に教えてきてなんて一言も言わない。それでもみんながやる集団を形成できつつある。教師がおせっかいしてもやらん子はやらんし、繋がりは作れない。長続きしない。
5時間目はプール。最近は本当に暑いのでプールは僕も子供たちもテンションが上がる。プールの授業でまた感動した。
今日の授業ではもぐる動きを色んな遊びでやった。低学年あるあるかもしれないけど、顔を水の中につけられない子がいる。その子の手をとって、「ブクブク、パッ」と口で言いながら、その子の顔を見ながら、その子が顔を付けられるように一緒にやっていた子がいた。
一緒にやってあげていた子は、友達に手をあげてしまいやすかったりして、1年生のころから少し問題があると見られていた。でも、みんなができるようにと、自分がプールで遊びたい、いっぱい泳ぎたい気持ちを抑えて友達のためにがんばっていた様子が見られた。ひどく感動した。
教師という仕事は、こういった子供たちの素晴らしさを間近で見れて感動できる、最高の仕事だと思う。