子供たちに認知心理学の自動化の話を以前しました。
そのことが分かっていれば分かっているほど、教えることが困難になるということです。
我々にとって自転車は何も考えず乗ることはできますが、その乗り方を分かりやすく教えてほしいと言われたら難しいと思います。
ホームランバッターにホームランの打ち方を聞いても、感覚の部分が多かったりします。
子供たちにとって、最善の教えては子供です。なぜなら、ついさっきまで分かんなかったことが分かるようになり、なぜ分かったかが直近でおこったことだから言語化しやすいんです。
だから先生よりも、みんなの説明の方が分かりやすいと思うんだよね。ほんとに先生よりも上手だもん。
と、伝えました。
先生が教えてくれなきゃ勉強が分からなくなると言っていた子も以前いましたが、ちょっとずつ、自分でその感覚を掴んでいってほしいなと思います。
僕は僕しかできないことを子供たちに教えていきたいなと思います。