サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

結局、人生はアウトプットで決まる

中島聡さんの、「結局、人生はアウトプットで決まる」を読みました。

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ブログを始めてから2年ぐらいが立ったと思います。ブログなどのアウトプットについて、もっと自分の価値を高めていきたいと思っていたところ、ブックオフでこの本に出会いました。しかも220円で。まさに富の未来。

 

本のタイトルにもある通り、アウトプットこそが自分の価値を高めていくということなのですが、何を書けばいいのか、どう書けばいいのかをご自身の体験からとても分かりやすく書いてくださっています。プレゼンではどう「話す」ことが重要か、アウトプットを続けていくにはどうしたらいいかも知ることができます。

 

また、アウトプットについての方法を知ることだけではなくて、そもそもなぜアウトプットが大切なのかの考え方や、中島さんはエンジニアからの目線でこれからの社会がどうなっていくのかの知識も得ることができました。

 

本書では

作文の授業で子どもたちに出すべき課題は、本を読んだ感想ではなく、「ランドセルとは何か、見たことがない人に説明する文章を400字以内で書け」といった、情報を伝える描写力を求める内容であるべきなのです。

と述べています。

文章とは感想や感情ではなく、「情報を伝える道具」だからです

と述べているように、学校現場で相手意識を持って文章を書くことの重要性を指摘しています。

西川先生も全く同じことを言っています。文章でも絵でも作品でも誰に向けて書くのかを意識することはとても大事です。学校現場でこの視点は忘れずにいたいです。

 

中島さんは「アウトプットを続ける事こそが1番の情報収集」であると述べています。僕も実感しています。こうしてブログなどの発信を続けているからこそ、多くの人と繋がり、コメントをもらったり、ブログの話を基点にして話題が広がりヒントを得ることが良くあります。アウトプットはインプットにも繋がるんですね。

 

中島さんはTEDトークで約15分間のスピーチをしています。

youtu.be

 

スライドはたったの1枚。中島さんのアウトプット(プレゼン)がいかに相手目線で、そしてメッセージの伝え方が上手であるか分かります。

 

このプレゼンの内容は、西川先生がいつもおっしゃっている、「仕事は最速で8割で終わらす」ことがいかに大事かが具体的に分かるようになっています。

 

まだまだ自分の人生はこれからです。アウトプットを武器に、これからも自分を磨いていきたいです。