今、「イノベーションのジレンマ」を読んでいます。
多くの事例研究を基に、なぜ市場占有者は破壊的イノベーションを起こせないのか、破壊的イノベーションへの対応の仕方を書いています。
読んでいて、自分にとって難しいことが多く、理解できないこともあります。でも、分かるところもあります。
今までに、「富の未来」や「ブルーオーシャン戦略」、「非営利組織の経営」、「断絶への航海」などを読んできました。だんだんと、西川先生の頭の中が分かってきたような気がします。
おそらく、西川研究室に入ってなかったらこんな難しそうな経営・経済学の本を読むことは絶対になかったと思います。
でも、読んだ方が、社会の仕組みを理解することができ、これからの社会がどうなっていくのかを踏まえて教育に携わることができると思います。
ドラッカーは「非営利組織の経営」で、普通の一般企業よりも非営利組織である学校やNPO法人の方が経営が難しいと述べています。つまり、学級経営よりも簡単な企業などにおける経営学をまず学ぶべきであると、西川先生は述べています。
経営学や経済学の理論を学ぶことは、教師としてのスタンスの構築に非常に大事なことであると感じます。