サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

地元の人とのつながり

 今実家に帰ってきています。しかし、外にはほとんど出ることが出来ません。静岡県んも緊急事態宣言が出され、コロナが猛威を振るっています。

 地元の友達とも遊んだり直接会って話をすることが出来ません。せっかく近くにいるのに会えないというのは悔しい気持ちです。

 僕には地元に帰れば一緒に遊んでくれるような友達がいます。それはやっぱり学校で同じ時間を共有し同じ目標に向かって切磋琢磨したあの時間があったからです。学校の先生は僕に一生繋がっていける友達というプレゼントをくれました。

 しかし、そのプレゼントを受け取れず卒業してしまった人がいるなというのも感じます。僕は中学生の時学級委員をやっていたので成人式の後の同窓会の幹事をやっていました。昔の連絡網などを使ってみんなの家に電話をしましたがつながらない人もいました。友達にこの人の連絡先知ってる?と聞いたりしましたがみんな知らないという人もいました。同窓会に出席していなかった人も多いように思いました。

 やっぱり僕は教師として、”すべて”の子どもたちに、一生繋がれる”友達”というのをプレゼントしてあげたいと思います。

 大学で県外に出ても声を掛けてくれる友達がいるというのは有難いものです。仕事で地元に帰ってきたい理由には友達の存在も大きいです。仕事を失ったり大変な時には相談しやすい相手がいることは生きていく上で必要な、大事なことです。友達がいるから地元に帰ろうと思えば、地域の活性化に繋がり地域が潤います。地方の人口減少を食い止めるためにはやはり人がそこに帰ってきたい、なぜなら友達がいるその場所が好きだからということが大切になってくると思います。

 コロナウイルスで今まで繋がっていた人との繋がりが乏しくなってしまうこともあると思います。そして今の子どもたちは以前よりも友達と関わることが制限されていることかと思います。でも人との繋がりがなくなってしまうのはコロナウイルスよりも怖いことかもしれません。

 教師として子どもたちが一生繋がって幸せに生きていくためにはどうしたらいいのか、日々考えて行動しなければなりません。