「○○君は××高校に行ったって~。」「へ~××高校か、すごいね~。あそこ頭良いもんね。」
家族・親戚・友達と話していると、こんな会話が普通にあります。どこの高校が頭が良くて、どこの高校が頭が悪いかはみんなの共通認識です。
大人たちが学歴社会の頭で生活しているため、子どもたちはそれに縛られます。
大人がそういう価値観を変えていかないと、子どもたちも同じ価値観のまま大人になります。そしてまた自分の子どもに同じ価値観を与えてしまいます。
教師は子どもたちにとって親の次に身近な大人です。学歴社会に囚われない選択肢を教師が持っていることで救われる子はいるはずです。
最初に挙げたような会話がいつかなくなる日は来るのでしょうか。