5年生の授業では、国語や社会、総合でも「メディア」について学び、触れる機会が多く、自分も大変勉強になっています。
国語科「想像力のスイッチを入れよう」の著者下村健一さんは、以下の4つのことを想像力のスイッチとして挙げています。
『まだ分からないよね』
『事実かな、印象かな』
『他の見方もないかな』
『何がかくれているかな』
細かいことは置いといて...とりあえず何を見たり聞いたりするときも、想像力を働かせ ようってことです。
教師として、自分は「想像力のスイッチ入れてなくない?」ということがよくあります。
子どもに指導した時、あとで振り返って、「あれは想像力のスイッチ先生入れてなかったわ」と言って謝ったことがあります。自分が見たもの聞いたものでも、その背景に何があったか分かろうとせずに言っても、誰しも「は?」ってなります。
そもそも、自分は分かってるんだと思い込んで、決めつけて相手を変えようとするなんておこがましいんですね。他人を変えることができないっていうのは、人間はそこまで想像力を働かせることは難しいことだからだと思いました。
でも、子供が想像力豊かだなと思うことがあります。アンケートをとったときに、自分を心配してくれている子がいました。よく見てるんだな。さりげなく心配してくれているんだなと、有難い気持ちを抱きました。
想像力のスイッチは、心の中でいつも押せるようにしておきたいものです。