最近頻繁に行くようになっている本屋さんはとっても小さな本屋さんなのですが、ここで本を買いたい!と思わせてくれるような本屋さんです。
「どこで買うかよりも、誰から買うか」
飲食店に例えてみると、味は、その人なりその店なりの味がします。素材、産地、新鮮さで物は変わります。ラーメンならあの店だよね、的な感じがあります。
本に翻ってみると、本なんてどこで買っても中身は全く同じの代物です。メルカリやブックオフの中古を安く買っても、Amazonの新品や本屋で新品を買ってもどれも中身は同じです。味は変わりません。
でも、どこで買っても味が変わらない本というものが、本ソムリエの力で、本の食べ方が変わり、本を2倍楽しめるという強烈な経験しています。
僕が行く本屋の店長さんは、僕が読もうと思っている本に対して、ちょっとした裏話をしてくださったり、おすすめの本を紹介してくださったりします。また、僕が教師をやっていることに対して、色々と参考になることを教えてくださいます。
本をただ買うだけでなくて、その人との会話も楽しんでいます。そこで買った本は絶対読もうという気になります。
店長さんも自分が楽しいからやっているだけだと思いますが、本を買うということ以上のものを提供してくれています。
こういう人が、AIが代わることのできない人材なんだなと思いました。