授業中に大きな声で先生や友達の悪口を言う子や、授業とは関係のないことをしている子は、圧倒的に友達の数が足りません。
そんなことやめろよ~とか、早くやろうぜって言ってくれる人がいないから、無限に自制がきかない。
『学び合い』をしていると、それが顕著に表れます。関わる人の数が少ないです。
もちろん、その子自身のせいもあると思います。
でも、自分にとって損な行動ばかりしていることは分かっているはずです。でも、損だということが分かっていても、損な行動を止めることはできません。
いや、もしかしたらクラスで生き残るためには、そういった反抗する態度が自分にとって得だと思っているのかな。
どちらにせよ、そういった行動は、長期的に見れば、周りとの関係性を見れば損であるとことは間違いありません。
そして、それが損だということを理解している子供たちを動かさなければいけない。
その子に関わることは、もしかしたら火種が自分に飛んでくるかもしれない。自分にとってあの子に関わるのは損だな。と、思ってしまうことは誰にでもあると思います。
でも、それでも、その子に関わり、一緒に勉強しよう、がんばろって言える子を生み出し、維持していくことが僕の役割だと思います。しかし、これはかなり難しく一筋縄ではいかないものです。
でも必ず関わろうとする子はいる。それを”見て”、それがいかにその子にとって得なことなのかを常々語るしかないのかなと思っています。
とりあえず、土日にクラスの友達と遊ぶようになるのが目標かもしれません。