サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

かんさつ

昨日は疲れて寝てしまいました。なので今ブログを書きます。

 

僕の場合、初任指導の先生が週に2回来てくださいます。

その先生が国語の授業を見てくださいました。

「かんさつ日記」という単元で、僕が海で拾ってきた色んな石を観察して特徴をメモして、それをもとに友達に紹介する文を書くというものです。その単元の最後の授業で、書いた文を2人以上の友達に紹介してコメントをもらおう、というものをやりました。

僕は普通に子供たちはやっていたなと思っていたのですが、初任指導の先生は不思議に思っていました。「別に特に面白いことはしていないし、遊んでしまっていた子もいたけど、ノートやコメント、振り返りを見ると想像以上に楽しんで学んでいたから、なんでだろう。」とおっしゃっていました。

僕なりに自分の授業を観察してみます。

まず、対象がはっきりしていたこと。かんさつ日記をただ書くのではなくて、”友達”に見せるという目的があるので、文を書く意味が生まれ、みんなに自分の文を読んでほしいという動機が生まれること。

そして、友達と関わることは快であるというただただ自然の原理があること。やりたい!という気持ちが自然と生まれます。

 

日ごろから”全員が”できるようにする、と子供たちには言っています。もちろん授業中に遊ぶ子はいます。でもずっと遊んでいるわけではありません。友達が楽しそうにやっていたら自分もやりたくなります。友達もやろうよと言ってくれます。

 

初任でまだ慣れないことばかりです。授業をじっくり考える時間もありません。キラキラした授業でもなくただただ平凡な授業です。

でも子供たちが能動的に学べるポイントを押さえておけば、子供たちは楽しく学べるのかなって思ってます。