ゼミで西川研究室のOB・OGのお話を本にまとめるというプロジェクトがあり、自分も参加させていただいています。
そして昨日西川研究室OBの方にインタビューをさせて頂きました。
『学び合い』においての、守破離それぞれの段階の「罠」、『学び合い』に責任を帰し自らを省みない「罠」というものをお聞きしました。
西川研究室の先輩がどのように失敗し、どのように乗り越えてきたのかをお聞きできることはとても貴重な経験でした。
『学び合い』は奥が深く、自分の言葉で自分のポリシーを子どもたちに伝えることができないと簡単に子どもたちに見透かされてしまいます。子どもたちが教師に助けを求めてきたときにどう対応するのか、本に書いてあるからそうするのではなく、一見セオリー通りには見えないけど、『学び合い』の考え方を自分の心に落とし込んだ時にどうするのがよいのか、それをつかんだ時に教師の言動に表れる、それが守の段階を突破するうえで大切なことだと知りました。
ただセオリー通りにやることでは『学び合い』が目標になってしまい、それは結局『学び合い』ではなくなってしまいます。
自分は何がしたいのか、どんな子どもたちへの願いがあるのか、その手段の一つに『学び合い』があります。そして子どもたちに願いを届けるためには子どもたちを見て信頼を得ることが大事だと知りました。
このブログで書いたことよりももっとたくさんのことを教えて頂きました。本当に有難かったです。そしてもっと『学び合い』を勉強していきたいと思いました。