この本を読んで感じたことは、教師の影響というのはいい方向にも悪い方向にも転がっていくということです。
教師の言動というものを子どもたちはつぶさに観察しており、教師が言ったことを将来大人になるまでずっと覚えていたりするものだなと思いました。
教師の先入観というのは子どもたちにも影響を与えてしまう。
なんでもかんでも答えを知った気になって子どもたちに自分の正解を植え付けようとします。
教師は正解を教えるというよりも、共に寄り添い、考えさせることの方がよっぽど大事です。
時には子どもたちが先入観にとらわれているときがあると思います。
そんな時に「先生は、そうは、思わない」と言ってあげたいなと思いました。
本当に面白い本でした。