サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

う~ん

「深い子ども理解」

 

よく言いますよね。これが一番大切だと教わります。

 

しかし僕は違和感を感じてしまいます。自分が大学で学んだことと正反対のような言葉なので、違和感を感じてしまうのは当たり前です。

 

深い子ども理解だと思っているのは教師であって、子どもが深い理解をしてもらえていると感じているのかどうかは分かりません。

 

深い理解をしてもらえるからといって、幸せになるとは限りません。教師一人から理解してもらっても、その教師と関わるのはその1年だけです。一生理解してもらえるかは分かりません。そもそも、子どもたちが深い理解を先生にしてほしいと思うようであれば不健全な集団の可能性があります。みんなが教師の方向を見ている集団は横のつながりが乏しいです。

 

今まで出会ったきた人の中で、深い理解ができたなと思える人は何人いるでしょうか。仮にできていたとしても本当のことはよく分かりません。それが35人学級で10年20年とやっていく中で、全員に深い理解ができるとは到底思いません。

 

でも、「深い子ども理解」というのは未だに確固としてあります。僕が本質を理解していないだけなのかもしれません。経験も浅いですし知識も浅いです。でもこの言葉のみから想像されるものとして、それが一番大切かと言われたら、本当に大切なのか?と不思議に思ってしまいます。