私は教育実習中我慢することが多くありました。
その我慢というのは、困っている子、泣いている子を助けるということです。
実習中勉強が分からなくて困っている子や教科書何ページを開いたらいいかか分からなくてパニックになっている子を何人も見ました。
また、体育の授業中泣いている子も見ました。
でも、私はその子たちを出来るだけ助けないように我慢しました。
なぜなら、私は授業の支援をしに学校に行っている訳ではありません。
先生方がそのような時にどのような対応をとられるかを学びにきました。
TTの授業を学びにきている訳ではありません。
困っている児童と関わる事も大切だという意見があると思います。
しかし、私はそのような問題は子どもたち同士で解決する事であり、たった1週間しかいない私が手助けをしたところでその子の問題解決には繋がらないと考えているからです。
困っている子どもに教える事で自分の勉強にはなるかもしれませんが、その子の人生には役には立ちません。
『学び合い』の考え方を学んだことで我慢をしなければいけないことも学びました。