サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

正直

1学期までは月曜日があまり好きではありませんでした。

仕事が始まるからとかではなく、なんだか月曜日は上手くいかないなと感じていたからです。

でもここ最近、月曜日は新しい気持ちで迎えることができています。

 

子供たちに今日はこう言いました。

「先週の金曜日、先生はイライラしてみんなに当たってしまった。本当にごめん。漢字ドリルをやらなかったり、話を聞く態度が気になったりして、ついつい叱ることが多かったと思う。ごめんね。

 その悩んでいることを大学の時の先生、先生にも先生がいるんだけど、その人にこういうことで悩んでます、と相談したら、それって本当に目の前の子供たちの幸せに繋がってるの?って言われたんだよね。たしかに、そのドリルとか、話を聞く態度とかって、君たちの将来に必ずしもつながらないことかもしれない。それよりも人と繋がり、自分たちの問題を自分たちで解決していくことの方が大事だと思う。

 でも、これは先生の正直な気持ちなんだけど、先生って先生になって1年目じゃん。周りの先生から心配されることが多いんだよね。話聞く態度もうちょっと直した方がいいんじゃないとか、ドリルみんな終わってる?とか。先生さすがにそれを蔑ろにできない立場だから、先生を助けてほしい。」

 

先生イライラしてたと思うって言った時に、子供たちは、え?そうだっけ?みたいな反応だったので、あんまり子供たちは気にしていなかったのが、幸い?でした(笑)

 

算数では、もうほとんど『学び合い』なのですが、子供たちの集団の仕上がりは確実に良くなってきていると感じています。

全員が80点以上取るためにはどうしたらいいのか、2年生なりに考え行動しているのが目に見えます。

教える人と教わる人の関係がぐるんぐるん変わっている。自分にフィットするかしないかを動きながら子供たちは感じているのでしょう。それがいかにすごいことか。

 

子供たちに正直に語り、信じることが、自分にとって得なんですね。