自分の至らなさは全て、目の前の子供たちが教えてくれます。
子供たちは素直です。
面白くなさそうなのはやらない。楽しそうじゃないことはやらない。
やっていたとしても雰囲気で分かります。
自分が子供たちを枠にはめようとしてしまうと、子供達が反発します。言葉に出す時もあるし、全身でそれを表現しようとしている場合もあります。
他の先生などのクラスを見ていると、反発しようとしている子はいないように見えます。
それはやはり学級経営が素晴らしいからです。しかし、本心では面白くないと思っていても、学校というものに包まれている可能性もあると思っています。学校は全員一緒に同じことをやり勉強する場所であると。
僕のクラスはそんなうまくはいきません。
他のクラスから見たら授業の挨拶はけじめがありません。
全員ビシッと手を挙げて発表は有り得ません。
僕の話をずっと黙って聞くなんてできません。
ブログは大体かっこつけて書いてるので、もっとはたから見たらひどい時もあります。
でも、だからこそ子供たちはユニークなんです。
型にはまらない生き方を素直にしている。
僕は学校教育に適応してきた人間です。だから教師を目指したのかもしれません。悪く言えば型にはまって育ってきたのかもしれません。
その型に疑問を持つようになったのは大学生になってからです。型にはまらないことこそ人間のあるべき姿であり、幸せな生き方だと。
それでも教師として子供たちを型にはめようとすることは何度もあります。
しかしはめようとすればするほど子供たちは反発します。いや、反発してくれます。
子供たちは先生に教えてあげようと思ってやってるわけではないと思います。でもこちらが、彼らは大切なことを自分に教えようとしてくれていると思うことは教師として必要なことだと思っています。
そんなユニークな子供たちとぶつかり合う授業は楽しくてしょうがない。
教師一年目。ピンチはチャンス。