西川先生を始めて見たのは大学1年生の時の教育課程実践論という授業でした。
この人、他の先生と言ってること全然違うしぶっとんでるな。でも、この人から学びたい、と直感的に思ったのを今でも思い出します。その授業の後、大学の図書館に行って教員図書の欄を探し、西川先生が書いた本の多さに驚き、一冊手に取りました。
僕は大学に入った時は社会コースに入ろうと考えていました。中学校の社会科でもありかなと思ったからです。でも西川先生のもとで学ぶためには教職デザインコースに入らなければいけませんでした。その道を選択しました。
大学2年生からはコースに分かれての授業が増えます。教職デザインコースの先生方は本当に面白く、為になる授業ばかりで学びが多かったです。2年の終わりに研究室選びがあります。どこの研究室にいっても間違いはありません。他の研究室の話も色々と聞きました。他の学生よりも、教職デザインコースの教授の授業を多く取ったと思います。でもやっぱり心が西川研究室に惹かれていました。
僕が西川研究室に入った時、1個上の先輩も、同級生も一人もいませんでした。でも、優しい西川研究室の先輩方が迎え入れてくださりました。すぐに西川研究室の一員になれた気がしました。
僕は西川研究室に入って良かったと心から思っています。西川先生はいつも、選んだ道を正解にする、と仰います。僕はゼミに入ってからのこの2年間、それを貫けたと思っています。
西川先生に心を動かされたことは数多くあります。いっぱいあります。西川先生の言葉は心に焼き付いています。
そして、多くの仲間をプレゼントしてくださいました。
直に会うのは今日で最後だったかもしれません。ゼミ室にいる時はただのおっちゃんでしたが、その背中は大きな偉大な背中でした。
こんな素晴らしい師と出会えたことに感謝しています。
ありがとうございました。お世話になりました。
