昨日西川先生はブログで、ゼミ生の人の力を借りる能力について述べていました。
自分も卒業研究があるのですが、先輩の力を借りまくっています。卒業・修了された先輩にも連絡を取って研究について教えて頂いたり、データを頂いたりしています。先輩のおかげで今の自分があり、先輩から多くのことを学ばさせてもらっています。
また、研究にあたり、SNSで繋がらさせて頂いている先生方には大変お世話になりました。本の執筆でも多くの先生方のお力をお借りしています。
人の力を借りるというのは、せこいとか、ずるいとか、自分の力で何もやってないじゃんと言われます。
でも自分の力で何もやってない訳ではありません。人の力を借りるというのはかなりの労力が必要だと思います。
人の力を借りるには、相手とコミュニケーションをとり、仲良くなる必要があります。そして相手が自分を助けるのが得だと思えるような行動を常日頃からする必要があります。相手にお願いをする時は、相手のことを考えて連絡をする必要があり勇気がいります。
でもこれらのことは義務感に駆られてやっているわけではありません。人と繋がるのは得だと感じていて、自然と楽しくやっています。
自分一人でできる事なんてありません。人様の力を借りてやっといいものができると思っています。
結果を出すことが目的であり、自分一人の力でやりきることが目的ではありません。
ゼミに入るまでは、自分も一人の力でやりきることが大事なんだと思ってレポートなどをやっていたと思います。ゼミに入って考え方が変わりました。
人の力を借りることはせこくないしずるくないし、生きるうえで大切なことだと思います。