サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

個別塾なのに質問がない

 自分は個別指導塾でバイトをしています。授業をするのではなく、子どもたちがワークをやりながら分からないところを教える感じの塾です。

 塾で指導をしていて1番面白くないのが、全部解けちゃう子を指導している時です。なんでかって、教えることがないからです。

 逆に面白いのが分からない事だらけの子を教える時です。なぜなら教えることがいっぱいあってたくさん会話できるからです。

 でも、両方に共通していることがあって、それは出来る子も出来ない子も質問をしない子が多いということです。

 せっかくお金を払って塾に行っているのに講師からアプローチしないとそのまま時間が流れるだけです。そんな時間はもったいないと思うので僕からアプローチをかけますが、おそらく自分が何も言わないと子どもからも何も言われないまま時が過ぎると思います。

 おそらく親に言われて嫌々塾に通わされてるか、質問することは恥ずかしいことだと思っているからだと考えます。

 だから授業の最初に必ず分からないことがある事はいい事だからちょっとのことでも質問してね。と言います。でも質問をされる事はほぼないです。

 また、塾は先生が勝手に教えてくれる場所だと思っているのかもしれません。

 学ぶことに対して受け身の姿勢の子が多い印象が強いです。

 学校教育でテストがあるから学ぶ、宿題があるから勉強する、受け身の姿勢です。

 自分から学びたいと思わないと質問もないのは当然です。子どもたちが能動的に学ぶのが普通になるようにしたいですね。