今日たまたまこの3つの動画を見ました。
日本の小学校の運動会を見たフィンランドの校長の反応が真っ当すぎる - YouTube
世界一の教育の国!フィンランドの教育がやばい! - YouTube
フィンランドの教育(世界ふしぎ発見) - YouTube
3つともそんなに長くないのでよかったらぜひ見てみてください。
3つの動画ですべて出てくるのが、フィンランドは競争ではなく、協同を学校教育の中で重視しているということです。
フィンランドにはそもそも競争させようという意識が全くありません。日本にあるような全国統一テストがない。私立高校が少なく大体住んでいる地域で一番近い学校に行く。習熟度別学級もない。日本だと小学校から受験をする人もいるが、フィンランドでは入学試験があるのは大学からです。
このように教育の仕組みからフィンランドは競争を廃止しています。
『学び合い』も競争ではなく、まさに協同を目指した教育です。
競争と協同について、ドイチェという人はこう定義しています。競争は、一部のメンバーにしか達成出来ない目標を与えていること。協同は全員が達成出来る目標を与えていること。
『学び合い』での目標は全員達成であり一人も見捨てないことです。まさに協同的な目標を与えています。
2つ目の動画、おそらくマイケル・ムーア監督のドキュメンタリーです。その中で印象に残ったやり取りがあったので紹介します。
先生:自分も他人も尊重できて、幸せに生きる方法を教える
マイケル:幸せに生きる方法?教科は何を?
先生:数学です
マイケル:数学教師の一番の願いが、生徒が卒業後に幸せに生きること?数学教師 で?
先生:そうです
フィンランドの先生は教科学習から子どもの一生涯の幸せを願って教えています。
フィンランドの教育は『学び合い』そのものですね。