サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

競争と協同

 大学に入ってアイスホッケーを初め、同年代の仲間とケンカしたことがあります。ケンカの理由は、自分が自分さえよければいいと思っていたからです。

 高校時代、小中高野球をやってきて完璧な競争社会でずっと生きてきました。その競争の意識が大学生になってまでもありました。他人に勝つには他人よりも練習しなければいけない、他人を蹴落としてまでも自分が練習しなければいけないと思っていました。だから、順番は必ずだれよりも先にやる。チャンスがあったら他の人よりも先に出て奪いに行く。このチャンスは人よりも多くできるというチャンスです。

 そんな僕の姿を見ていたチームメイトは怒りました。怒られたときは自分は全く悪くないと思っていました。先に行動しないやつが悪い。そう思っていました。でも、今はそんな自分が馬鹿だったということをつくづく思います。

 ドイチェという人は競争と協同を定義しています。競争は一部のメンバーしかできない目標を与えていること。協同は全員が達成できる目標を与えていることを指します。これは西川先生のブログや本で何回も紹介されています。

 自分は競争に囚われていました。結局協同した方がチームを強くし、自分の夢もかなえられることにつながります。長期的な視点でみると協同することは自分への得にもつながってきます。

 あの時チームメイトに指摘されていなかったら競争をチームに強いていたかもしれません。あの時指摘してくれたチームメイトに感謝です。