サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

現場に行って分かること

夏休み明けに行うタグラグビーの授業研究のため、昨日は地域のタグラグビークラブに勉強しに行ってきました。

勤務校の先生がそのクラブの監督と繋がりがあるため、繋げてもらいました。

やっぱりリアルで競技を見ると、頭で想像していたものと違います。

パパコーチが子供たちにどう指導しているか聞きながら質問させてもらったり、実際にタグをつけて練習、試合をやらせてもらったりしました。

タグラグビークラブには、幼稚園から中学生の子まで一緒に練習をしていて、仲が良く礼儀正しく積極的に話しかけれくれたり社交性がありました。お父さんたちも子供たちがやっていて、一緒にやるようになったら面白さに気づき、自分も勉強するようになったと言っていました。地域の繋がりがタグラグビーを通じてできているなと感じました。

あるパパが言っていたのが印象的でした。

「大人対子供で試合をやっても負けるんですよ。ラグビー経験者の大人がいても負ける時があるんです。タグラグビーは、男女も年齢も関係なくみんなが楽しめるスポーツなんです。だから面白いんです。」

タグラグビーの全国大会も、優勝を決めずに、交流戦という形で行っているそうです。

 

この教材を、どう子供たちに還元していくか。

タグラグビーを学ぶのではなくて、タグラグビーで学ぶ。

タグラグビーには、「走る、パスする、キャッチする」この3つの技術と頭を使えばできます。ドリブルやシュートなどの技術はないため、他のスポーツと比べて簡単に行えます。

しかし、それでも、個人差はあり、難しいところもある。

自分たちが上手くいかない時、仲間が上手くいかない時、どうしていくかを考え、解決していくことがこの子たちの幸せにつながっていく。

そのための引き出しを今回は得れたと考えています。

 

写真は先週教頭先生に連れて行ってもらった定食屋さん。

ボリューミーだけど食べきりました。たまごめちゃ美味しかったです。