サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

本当の貧困の話をしよう

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本当の貧困の話をしよう 石井光太

 

前、研修で教育センターの図書室にあり立ち読みしたところビビっときたので、高久書店でお聞きしたところ文庫版が出てるのこと。

即購入して読んでみました。

 

正直、読んでいて、辛いところも多かったです。

自分がどれだけ恵まれて生きているのか。

教師をしていると、自分がどれだけ恵まれた家庭で育ってきたか分かると思います。

本当に考えると辛い。

 

だからこそ僕たち教師にはやるべきことがあると思います。

本書にも度々出てきますが、人との繋がりが薄いせいで問題に巻き込まれたり、助けを求むことができなかったり、助けられなかったりすることが多いわけです。

 

世の中にある様々な問題は、その人たちだけの問題では決してない。社会全体が影響して、被害を被ってる人がいて、周り回って私たちも被害を被っている。

被害者は加害者でもあり、加害者は被害者でもある。

 

貧困問題を解決しようとすることは、自分たちにとって得なんです。

 

本書に出てくるマザー・テレサの言葉。

「もしあなたが100人の人に食料を与えることができないのなら、ただ1人の人に与えなさい」

 

僕にとって、今目の前にいる子供たちを救うことが責務です。