最近読んだ、ジェームズ・P・ホーガンの断絶の航海で出てくる惑星ケイロンは、資源が無限にあり、お金というものはなく、他者からの尊敬で社会は成り立っています。そしてかなり高度なロボットが子育てや仕事の手伝いをしてくれています。
惑星ケイロンに住んでいるケイロン人はなんかしら仕事をしています。ペンキ塗りを生業にしているおじいさんなんかが物語の中で出てきます。
でも、シャワーを浴びていてふと思ったのですが、資源が無限で、ロボットがなんでもやってくれるなら、仕事をする必要なんてないんじゃないか?
しかし、ケイロン人社会では他者からの尊敬で成り立っています。
自分が何もしなくても、他のものがなんでもやってくれる。人はそんな状態でも他者貢献をしたいと思ってしまう生き物なのでしょうか。他者貢献をすれば他者との関係性が良くなって自分にとって得です。人と関わりたいと思う生き物ですからそれが自然なのでしょうか。
ケイロン人は嫌な仕事は多分きっとしていないのでしょう。好きでやってるものが仕事になってるだけかもしれません。他者貢献ができることが楽しくて仕方がないのでしょうか。