サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

基準

人としてモテるかモテないか。
学校で子供たちを指導するときの視点は、その行動は人としてモテるのか?ということだと思います。
モテることは自分にとって最大の得。
履き物を揃えるとか、挨拶をするとか、そういった基本的なものは、モテるための基礎的なこと。でも1番大事。

まずは教師がモテる教師でなければ。

誠実さにも

誠実さは、いざ!と言うときにこそ現れます。

都合がいいときにだけ誠実になろうと思っても、肝心なところでミスがあります。

相手はどんなことを考えてるのだろう?

あの人は何を欲しているのか?

常にそれを考えて行動します。ほんとに常に考えているといざ!と言うときに自然と行動できると思います。

誠実さにも練習が必要です。

 

新任一年目がもうすぐ終わります。

この一年生き延びられたのは周りの人が支えてくださったからです。

それにどう誠実に返せるのか

 

自分に発破をかけています。f:id:gakumanaonline:20230306222058j:image

 

 

 

 

50

リターン

昨日はオンラインゼミでした。

これからの自分の働き方、生き方について、また新たな視点を得ることができました。

大学でゼミに染まったとしても、こうして離れてみると、その染まった色が抜け落ちてしまいそうになります。というか、抜け落ちているところはあります。

こうして離れても週2回先生と、みんなと話す機会があるおかげで、現場だけでは得られないものを得ることができるのは貴重です。

入るときは多少のペイはありますが、それ以上に返ってくるものはそのペイを大きく上回ると思います。それは長期的に自分の人生を見たときです。

 

よし、また明日から結果だそう。

 

 

 

45

初任者研修も終わり

1年間続いた初任者研修が終わりました。

初任指導の先生が僕の学校に来ることはなくなります。

この1年間、多くのことを学んできました。

 

「教育は心である」

 

先生はよくこの言葉を使い、心で感じる人でした。

 

初任指導は出入りの時間、職員室で行います。

普通は、何か指導する内容があって書面を見ながら指導を進めていくものだと思いますが、先生は違いました。

職員室にいてもいい時間でも、クラスに入り授業に参加していました。

そして、その授業で感じたことなどを、職員室で議論し合いました。

先生は、メモを取る必要はないといい、僕はメモをとりませんでした。

指導案も作る必要はないといいます。教師が事前に考えたレールに子供たちを乗せる授業ほどつまらないものはないと。その時その時の子供の声、様子を見て授業を作り上げていくべきだと。

だから、僕が子供の声を聴き、授業を柔軟にしていったときは感激してくださいました。反対に、子供の声無視した授業の時は「面白くない」と率直に言ってくださいました。

面白いか面白くないかは直感に近いです。でもその感覚を大切にすることは、授業を、子供を育てるのに大切なことだと思います。

 

先生はよくダーウィンのこの言葉を引用していました。

「種を維持するには、賢さより、強さより、適応する力が必要である。」

 

僕と先生はフィーリングがとても合いました。この出会いは一期一会です。僕がこの年に採用されて、先生がこの年に初任者指導員になっていなかったら、また違う人生を歩んでいたと思います。

この1年のびのびやらさせてもらいました。感謝しかありません。

 

有難うございました。

 

 

30

手紙

今日、自分のクラスに入っている特別支援の子から、手紙をもらいました。

たった数行の文だったけど、とても嬉しかったです。

その子は少しの教科しか僕のクラスで授業を受けません。だけど、僕は特別扱いせず、みんなと同じように扱います。そして、その子も必ず見捨てないことを表現します。

いつも大きい声で僕に悪口を言ってきたりしますが(笑)、やっぱり可愛いところがあるんですね。ツンデレです。

前、「先生髪切った?」と言ってきたので、「先生髪切りました?カッコいいですね。」まで言えたら100点だったなぁと言ったら、「先生カッコいいですね。」と言ったので、一緒にグータッチをしたのを覚えています(笑)

 

幸せになってほしいなと思います。

 

 

 

 

30

通じ合う

この1年で築き上げた子供たちとの関係性は、切っても切り離せないものになったと感じます。

この子たち、このクラスの担任でいられるのは、あと10日ほどです。

2年生だから話が通じないわけではないし、逆に通じ合ってるとも思います。

 

正直、まだまだこの子たちと一緒に過ごしていきたい。

時数

昨日と今日は、成績付けのために、3時間授業でした。

授業時数が少ないと、当たり前だけど、やっぱり負担は減るよなって感じです。心理的にも。物理的にも。

お昼は職員室でお弁当を食べ、何気ない会話を他の先生方として、近くの広場で休憩する。天気もいいし、最高でした。

多くの時間を子供たちと過ごすのは楽しいです。でも時間的に余裕がないと、ゆとりをもって子供たちと接することは難しい。

授業時数は、どう頑張っても動かすことはできません。でもやっぱり変えていきたいなと思います。