国語の授業では、「全員が、友達3人以上に自分の書いたものについて感想をもらうことができる」というめあてでやることが多い。
3人以上に感想を渡してあげる、のではなく、3人から感想をもらうのように、自分一人だけがんばってもめあては達成できないけど、一人一人が全体を見渡さないとできないめあてになっている。感想を渡してあげるだと、誰かがもらうのが多く、誰かが少ないという状況が起こる。感想をもらうだと、みんなが読まれるという状況を生み出し、仲間を思う意識が芽生える。
3学期の初めの授業は「詩」の授業が多いと思うが、2年生では、図書室の詩の本から、自分が気に入った詩を選んで、なぜ選んだかの理由と共にカードに書き、友達と交換して読み合うというものだった。
子供たちにどうやって読み合いたい?と聞いたらいつものように席を立って、自由に付箋で読み合うやつがいいと言ったので、今日もやってみた。
友達の詩を読んで、感想を一生懸命書いてあげていた。
まだ3人からもらってない!というと、すぐに駆け寄る子供がいる。
感想もただ「面白い」とか書く子はほとんんどいなくなって、相手が喜ぶような感想を書く子が増えた。「これもらって嬉しかったらぁ」と聞くと、「うん」と照れながら言っていた男子がいて、かわいかった。
昼休みもトイレの花子さんがいるとかなんとかで騒いでいて楽しそうでした。