「民王」読みました。
下町ロケットを読んで池井戸潤にハマり、次はこれを読んでみました。
本の題名からはあまり考えられない内容で、意外とぶっ飛んでる内容でもあったのが面白かったです。
”未曾有”が読めない国会議員がいたのを皆さん覚えていたでしょうか。
それについての風刺も混ざっている内容ですが、政治について、人間について考えさせられるお話です。
本の中でこれ好きだなと思った言葉がありました。
総理の息子が第1志望の就職先の最終面接で面接官に言われた言葉です。
「君みたいにさ、理想論ばっかりいってる若者っていうのは質が悪いんだ。だが、理想論すら語らない若者はもっと質が悪い。いま君が話してくれた志や夢、忘れないでくれよ。」
僕は、全ての人が幸せな教育・社会を実現したいと思っています。
大きな理想だと思います。
働き始めて現実を知り、自分のことだけで精一杯で、理想から遠ざかろうとしている自分もいます。
しかし、理想だけは捨てちゃいけない。
その理想を辛くても苦しくても求めていくことが自分にとって得なことです。
理想論すら語れない若者にはならない。
常に志高くしていこう。