教師と子供は別なものを見ている?
今算数では、三角形と四角形の単元をやっています。
先週、「直角を作図する」というものをやりました。
1本線を引いて、そこに三角定規の直角を当て、線を引けば直角を作図することができます。
一見簡単そうですし、大人にとってみれば簡単なことだと思います。
しかし、子供たちはできない、できない。隣のクラスもできない子が多かったと聞きました。
僕がいくら全員の前で説明しても、個別に周りながら説明しても、できない子はできないんですよね。僕の説明だと。
僕と、子供たちがみている世界線はちがうんですよね。僕は何が分からないのかが分かりません。
したがって、頼るのは子供たちです。
子供たちの中にはできている子もいます。
直角を引くということが全員できるようになろうと言えば、子供たちは動く、動く。
改めて、エキスパート・ノービス研究で言われている「できればできるようになるほど、できない人の気持ちが分からない」ということを実感しました。
話は変わりますが、自分が住んでいる静岡県では台風被害が多くありました。
自分の母の実家は雷が落ちて、エアコン、給湯器が使えない状態です。お風呂に入れないようです。
災害はいつも隣り合わせです。対岸の火事ではありません。