サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

伝統と学歴

地区のお祭りの青年に属していると、色々なものが見えてくる。

青年に属している人、また属していた人(今は中老)の人を見ていると、ある共通点がある。

それは、地域にある工業高校出身で、地域の工場などに高卒で勤務している人が多いということ。自分の父親もそう。

僕と同じぐらいの年代は、大学に進んでいる人が多い。大学があった場所で就職したり、都会に出たりしている人が多いせいか、地元で働く人は年々少なくなっているのではないか。だから、地域の青年に所属している若い人も少なくなってきていると感じる。圧倒的に先輩が多い。

高学歴社会になると、地元に戻る青年が少なくなり、地域の伝統に携わる人も少なくなってきてしまうのではないか。

地元で就職し、地元の繋がりの中で生きる。それが窮屈という人もいるかもしれないが、これからの社会を生きていくためには、地元の繋がりは結構得なものなのではないかと思う。

 

教員はその点で、どこの地域でも働き口があるというのは利点かもしれない。

地元でできる良い仕事なのかもしれない。