サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

漢字指導を『学び合い』で

漢字の指導、どう指導するか、一学期は悩みながらも終わってしまいました。

 

一学期は、

①黒板に漢字を板書

②ポイントを伝える

③空書き

④ドリルに書く。

⑤先生にチェックを受ける。

という流れでやっていました。効率が悪すぎるしつまらないですね。

 

2学期が始まる前の夏休みに、教頭先生に漢字の指導どうやってる?と聞かれて、自分が悩んでいるのを見かねて教えてくださいました。

 

流れはこうです。

①ドリルの上に指書きを声を出しながら5回以上行う。

②目をつぶってても指書きができるようになったら、ドリルに書く。

③先生にチェックを受ける。

④待っている間はノートに何回も練習する。

⑤全員で空書きをして間違っている子がいないか確認する。

 

空書きよりも指書きの方が、指が紙にあたり刺激を受けることで、脳が覚えやすいとのことです。

 

僕は、この教えてくださったものを『学び合い』的にアレンジしてみました。

①指書きを10回以上行い目をつぶっても指書きできるようにする。

②目をつぶって指書きができるかテストをする。

③ドリルに書く。

④ドリルの丸付けをしてもらう。

⑤授業の最後に小テストをする。

 

2学期に入って、漢字の授業の最初の1時間は、②と④のチェックは僕がしました。

2時間目からは、「チェックは先生じゃなくてもできるよね。チェックすること自体簡単なことだよね。でも、小テストでみんなが満点を取ることが目標だよ。テキトーにチェックしたら相手のためにはならないよね。じゃあやりましょう。」

全員達成を目指すことがなぜ大切か。学校で学ぶことは何かということは常日頃口酸っぱく伝えています。

僕にチェックを受けにくる子供もいますが、自分たちで丸付けし合っている子供もいます。

僕がすべての子供たちに目を光らせるよりははるかにましです。自分が一人ひとり見ている時よりも格段にみんながドリルを終わらせる時間が短くなっています。

子供たちも楽しそうに友達と教え合いながらやっています。やっていない子がいません。1学期はやらない子もいました。自分たちで漢字を進めることができることは楽しいですよね。

 

今のところこのように漢字の指導はやっています。

もしもっと良い方法があるよ!という方がいらっしゃいましたら是非教えてください!