ある先生に薦められて、向山洋一著の「授業の腕を上げる法則」と「子どもを動かす法則と応用」を読みました。早めに読みたかったので近くの図書館に行きました。
子どもや保護者のせいには絶対にしてはいけないというメッセージをこの本から感じました。指示一つとってみても、もし子どもたちが上手くできなかった時は、教師に責任があると向山先生はおっしゃっています。そのための技術を会得することは大事だと思います。
相手に伝わらなければ意味がありません。クラスの2割にも届けられなかったら教師の問題です。
自分が言ったことに対して子どもたちが思っているように動いていないのであるなら、子どもたちを責める前に、自分の言動を振り返り自省する必要があります。最近子どもたちを叱る場面が自分は多かったように思います。明日から意識して直していきたいと思います。
読んでみてもう一つ思ったのは、子どもたちの幸せを願うこと、その心が大切だということです。その心があれば、相手の立場になって物事を考えることができます。その心さえあれば本の内容もすんなり腑に落ちていきます。願いの為にその技術を学び活用していくことが大切だと感じました。
まだ働き始めて2週間です。前が見えないことばかりです。分からないことばかりです。
でも、前が見えないならもがくしかありません。多くの人と話し、自分の目に覆いかぶさっているのも取ってもらう必要があります。本を読み、人と語り合うことでその不安なものは消えていくかもしれません。
今日のブログのタイトルは、飼っている犬と散歩する前に撮った写真から思いつきました(笑)