サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

人生を幸せにするのは、よい人間関係であるという結果

 僕は、経営者でありYoutuberのマコなり社長の動画をよく見ています。彼の動画は仕事の生産性をあげる話や、人生をどう生きていくか、ユニクロや無印、ニトリなどの商品紹介動画も上げておりいつも動画を見るのを楽しみにしています。

 昨日見た動画で『学び合い』にとても通じるところがあったので紹介したいと思います。 

 

youtu.be

 煽ってるようなサムネで少し驚きます(笑)

 今回の動画はTEDトークハーバード大学教授ロバート・ウォールデンガーの「人生を幸せにするのは何?最も長期にわたる幸福の研究から」をもとにマコなり社長が話しています。

Robert Waldinger: What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness | TED Talk

↑TEDトークの動画です。

 

 動画の内容を簡単にまとめると、75年間、研究対象742人というとんでもない長期にわたる研究から人々が幸せに、健康になるには何が必要なのかを突き止めた、そして何が必要だったかというと

「よい人間関係」であるということだったらしいんです。

 幸せであるためには、有名になることでもお金持ちになることでもありませんでした。

 人間関係と健康は密接に関係があるということが分かり、3つの事実があります。

①良い人間関係は体によく、孤独は人を殺す。

②良い人間関係は量ではなく質

③良い人間関係は脳もよくする。

 詳細は割愛しますが、健康であることは食習慣や生活リズもだけが関係しているのではなくて、よい人間関係を作れているということが将来の健康につながっていくということです。健康であることは幸せであるということにもつながってきます。

 でもただ健康であったら幸せである、とは言い切れませんよね。マコなり社長は、なぜ健康が幸せに直結するのか、こう話しています。

「健康を害すると不幸になるのは、他人が当たり前にできることができなくなるから。人間が不幸と感じるのは他人と自分を比べているから。よい人間関係を作れば他人と比較しなくなる。よい人間関係とはありのままの自分を受け入れてくれる人をつくること。」

 ありのままの自分を受け入れてくれる人がいれば、もし体のどこかに不自由があったとしても、自分は健康であり幸せであると言えます。あなたのままでいい。あなたが生きていればそれでいい、と言ってくれる人が周りにいれば幸せですよね。

 

 多くの人が生まれてから成人するまでに多くの人間関係を作る場所、それは学校です。自分を受け入れてくれる人のつながりを多く持てることが出来れば、子どもたちは将来健康に幸せに生きることができると思います。『学び合い』では、全ての教科学習、学校での時間を人とのつながりを生む時間であり、幸せに生きるための時間であるとしています。人とのつながりを生むには、相手が自分を受け入れてくれるのを待っているだけではだめです。自分が能動的にgiverになる必要があります。それを学ぶのも『学び合い』です。

 

 人とのつながりが幸せを生み出してくれるということが研究として結果が出ていることを知りました。全ての子どもたちが幸せに生きるために、人とのつながりを持てるためにはどうしていけばいいのかを、教師になる身としてこれからも考えていきたいです。