サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

威圧感

 威圧感というのは威圧される人が損するだけではありません。威圧してしまう人ほど損しています。

 アイスホッケーをやっていて、仲間が自分のパスをミスしたときに自分がふてくされた態度をとると威圧感が出てしまいます。そして、その威圧感はその仲間の次の行動にに影響を与えます。自分の威圧感に委縮して次もパスを出せなくなります。負の連鎖が続きます。それは目に見えて分かります。

 結局その負の連鎖は自分のところに回ってきます。仲間がパスを出せないとなると自分のところにいいパスがこなくなる。仲間がミスをしているようで、自分で自分の活躍の場を失わせていることになっています。

 スポーツの場面だけではなく、学校現場でも同じことがあると思います。自分に近寄るな、失敗はするなよという雰囲気を醸し出している人には誰も近寄らなくなってしまいます。例えば校長先生がそのような威圧感のある人だったら、部下は失敗してはいけないプレッシャーから失敗し、結局それが周り回って学校の責任になり校長の責任になります。そこでまた部下を叱責したら悪循環に陥ります。

 威圧感は言葉だけでなく、表情、態度からもよく分かります。心で相手を軽蔑しているとボディランゲージで相手に伝わります。

 威圧感を出すのは損でしかありません。