部活動の社会体育化を研究している過程で現職さんや学生にインタビューをしています。
その中で、部活動は生徒指導も兼ねている。という意見が現職さんや学生から多いです。
部活に入っていた身として、部活があるからこそ学校生活を正しくしていないといけないことってありました。
授業中寝ていたり、宿題を出さなかったりすると練習に参加できなかったり、試合に出してもらえない経験をしたことがある人もいると思います。
一見、部活があるおかげで生徒が規律を守るようになる。教師も生徒を授業や学校生活で指導しやすくなる。といういい面が目立ちます。
でも、部活が生徒指導的な面を持っていることは必ずしもいいことばかりではなく、良くないこともあるのかなと感じます。
自分の中高時代、生活の中心にあったのは部活でした。
部活のために毎日を過ごしていたと言っても過言ではありません。
部活に一生懸命な子ほど学校生活もきちっとするようになります。
なぜなら、部活をがんばりたいから。部活をがんばるため、結果を残すためには先生の前でへこへこしていなければならないからです。
言い過ぎかもしれませんが、部活を利用して生徒を手懐けている先生もいると思います。
そうでない先生も必ずいると思います。
部活で行う生徒指導、部活を使って行う生徒指導は本当に生徒指導と言えるのでしょうか。