私は上越教育大学の教職デザインコースというところに所属しています。
教職デザインコースと聞くと何それ?図工系のやつ?とよく言われますが、実際は学校現場で何年か実践され、今は教授として大学で研究されている先生方が指導してくださるコースです。
教職デザインコースの先生方はよく目的と目標の話をしてくださいます。
私は教職デザインコースの授業を受けるまで目的と目標の違いなんてさっぱり分からず、ただの言葉だけが違うものだと思っていました。
でも目的と目標の意味を理解すると、この考え方は大事にしなければいけないと考えさせられます。
教師という職業は集団に目的を与えなければいけません。
その目的というのは一人では解決できず、集団の関係性を保ちながら解決する集団にしていくためのものです。
しかし、学校現場では本来目標にしなければいけないところを目的にしてしまいがちです。
目標が達成された時、達成できなかった時そのあとにどう行動するかが大事になってきます。
目的を見失ってしまっていると集団は崩れ落ちてしまいます。
目的と目標は一見似たようなものですが、本当は一番考えないといけないところで、一番大事なことだと気がつかされました。