サバイバル教師日記

教師2年目 日々の挑戦を書きます。

教育

従順

最近聞いた話。 教員志望で大学に入って、教員にならず、一般企業や役所に就職する学生が増えている。 教育学部出身の学生は採用される率が高いそうだ。 なぜなら、「上司の言ったことを文句を言わずにできる人が多い」からだそうだ。 この時点で僕はちょっ…

楽しい授業のコツ

初任指導の先生との文通?的な文章をここにも載せておこうと思います。 先生が書いたものに対しての僕の考えです。 (ここには僕が書いたものしか載っていません。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 楽し…

遊び

低学年は遊びながら学べる教材が案外多いから、結構楽しい。 机上でやることだけが勉強ではなく、遊ぶことで自然と学ぶことがある。 ただ遊ぶだけじゃなくて、遊ぶ上でのゴール、ミッションがワクワクすれば尚楽しい。

ギャップ

理想とのギャップはでかい。 泥臭くやるだけ。 辛い、悔しい、しんどい。 色んな思いもあるけどふんばろう。

本当の貧困の話をしよう

本当の貧困の話をしよう 石井光太 前、研修で教育センターの図書室にあり立ち読みしたところビビっときたので、高久書店でお聞きしたところ文庫版が出てるのこと。 即購入して読んでみました。 正直、読んでいて、辛いところも多かったです。 自分がどれだけ…

上越『学び合い』の会

今日は上越『学び合い』の会に遅れて参加しました。 今抱えている自分の課題を一緒に考えてくださった実践者の方々のおかげで、また月曜日からこうしていこうという考えが浮かびました。 子供って僕たちが思ってることとは全然違う。理解できないことはたく…

情報

授業を考える上でのひらめきが意外と降ってくることが多いなと思います。 それは本やSNSで多くの情報に触れているからだと思います。 SNSだと無駄な情報もたくさんあると思いますが、そのただ情報を浴びてるだけの時も、意外と役立つ時があるんだと思います…

教育とは

アインシュタインはこう言ったらしい。 「教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。そして、その力で社会が直面する諸問題の解決に役立させるべく、自ら考え行動できる人間をつくること、それが教育の目的といえ…

今はそれしか

この子に本当にこの勉強は必要なのだろうか・・・と考えてしまう。 しかし、今のところ僕には、この勉強をツールとして、多様な他者の力を借りて課題を解決する力、人と繋がる力をもたせてあげる力しかない。 各々が強みを生かしていけるようになればいいけ…

大事なもの

子供たちのこれからの未来に必要なのは、多様な繋がりだとつくづく感じる。 子供、大人、それぞれ何か問題があるときは、人間関係の希薄化が原因であることは多いと思う。 自分と同じ境遇の人をどれだけ知ってるか。自分とは違う境遇の人をどれだけ知ってる…

ケアレスミス

今日は人生初の定着度調査でした。(監督側) 丸付けと、調査報告(正答率が低い問題がどれか、考察と分析)をするのが大変だなと思いました。 子供の時は、なんとなく受けてたテストだけど、先生は大変なんだなと思いました!(笑) 丸付けをしていると、ケ…

大人っぽく

長期休みが過ぎると、子供たちがなんだかちょっぴり大人っぽくなってると思うのは僕だけでしょうか。 少し離れると、感じ方も変わるのでしょうか。 3学期の学習のめあてを、「友達と教え合って勉強する。」という風に書いている子が何人かいました。 その心…

これからの働き方

『フリーエージェント社会の到来』 ダニエル・ピンク著 本当に面白かったです。 分厚い本ではありますが、とっても読みやすいです。出版された年はもうかなり前ですが、今読んでも心に響くことがたくさんありました。 本書を読み終えたとき、この本で言われ…

今できる最善の策を選択する

今日も算数ではがっつり子供たちに授業時間の大半を任せています。 でも今日は、あえてネームプレートを使って、まだがんばっている子と、できたって子を可視化しました。 僕は今までネームプレートはあまり使っていませんでしたが、この子たちに今はネーム…

今週はもう一度『学び合い』の考え方に立ち返りました。 学校は、多様な人と折り合いをつけ、自らの課題を解決し、仲間と繋がり合う場だと考えます。 その学校観に立ち返ると、今自分が何をすべきか見えてきました。 僕はあくまでも、クラス集団を見取り、今…

何を大切にするか

算数の授業。 『学び合い』 かけ算の九九を勉強している真っ最中です。 ある子が分からない問題で悩んでいました。 そしたら、別の子が、「○○ちゃん、あれが分からないから分からないんだ!」と大発見をしたような声ですぐさまその子のもとに飛び込んでいき…

伝える

大学の時に師に言われた言葉がある。 「けんちゃんは、何を伝えるかを考えている。それを言えば相手が分かってくれると思っている。そうではない。何を言えば正解なんてことはない。心の底から自分が願うことをそのまま伝えるしかない。」 結局はその人の人…

越後『学び合い』の会

越後『学び合い』の会、控えめに言って最高でした。 1500円以上の価値を提供していただいたと思っています。 改めて『学び合い』っていいなと思えました。 内田先生のこれからのキャリア教育の在り方について。 貞包先生の超絶リアルな『学び合い』奮闘…

集団に目を向けよう

今日は月曜日。 個人に目を向けすぎて、叱ったり、指摘したりを繰り返してしまうことが多いです。 してしまったあと、それは別に僕がやる必要はないし、自分の幸せには関係ない。子供たちのためにならないと頭の中で反芻しますが、つい口に出てしまいます。 …

見方の違い

教師と子供は別なものを見ている? 今算数では、三角形と四角形の単元をやっています。 先週、「直角を作図する」というものをやりました。 1本線を引いて、そこに三角定規の直角を当て、線を引けば直角を作図することができます。 一見簡単そうですし、大人…

なぜ「一人も”見捨てない”」なのか

一人も見捨てない。 一人も取り残さない。という言葉とどう違うのか。 僕なりの解釈はこうです。 僕は、一人も見捨てないというのは、 その子の人生の幸せを”見捨てない”ことだと考えています。 その子の人生の幸せを”取り残さない”とは言いませんよね。 取…

新たな繋がり

今日仕事が終わった後、初任者指導の先生に招かれて、読書会に参加してきました。 同じ地域の先生方が7人ほど集まり、同じ初任者の先生もいました。 また新たな繋がりが生まれそうです。 こういった勉強会に足を運ぶのは楽しいです。

伝統

町から太鼓の音が聞こえると、あ、祭りがもうすぐだ、と感じる人は多いと思います。 僕は今年から地区の青年に入ったため、最近は仕事が終わったら、お囃子の練習や屋台の準備などに勤しんでいます。 お囃子は地区の小学生から高校生が中心となってやるため…

目的

練りに練った授業だとしても、子供たちの反応で突発的に計画していたことと違う授業を行うことはよくあることだと思う。 自分がこれは絶対に楽しいだろうなぁとか、ワクワクするだろうなぁということも、いざ授業をしてみると、あれ、あんまり乗ってこないな…

当時を振り返って

僕が所属していた大学では、そろそろ教育実習が始まると思います。 現ゼミ生さんのブログを読んでいると、教育実習に向けて指導案を練っている様子がうかばれます。 僕も初等教育実習と中等教育実習に行きました。 その時のブログは当時、詳細に書きました。…

共有

今日は大学時代の同級生3人とZoomをしました。 その仲間はいつも学食を食べたり、教員採用試験に向けて一緒に勉強したり、面接練習を何度もした仲です。 約2か月ぶりに話すと、話したいことがいっぱいありました。みんな同じようなところで悩んでいて、同…

サバイブ!

今日からこのブログの名前を「新任1年目を生き抜く教師のサバイバルブログ」に変更しました。 ある本のタイトルをちょっと文字って見ました。 どの職業もそうだと思いますが、1年目ってめちゃくちゃ大変だと思います。 でもこの1年目というものは一生で一回…

本当は伝えなければいけないこと

5月の末に運動会があります。低学年でダンスを2曲踊ります。 子どもたちと一緒にダンスを覚えていくのはとっても楽しいです。 初任指導の先生に、 「あなたはダンスを教えている時の顔が一番いい。教室の授業でもそんな顔でできたらいいね」 と言われます。 …

なぜその目標が得なのか

今日は朝じいじに呼ばれて色々と話したのですが、一つに投資のことを話しました。 「最近テレビで○○ナビ?みたいなの見たんだけど、けんちゃんやってるらしいじゃん。俺も調べたけど安全そうだし、いいと思う。」とじいじに言われました。 じいじは80歳です…

う~ん

「深い子ども理解」 よく言いますよね。これが一番大切だと教わります。 しかし僕は違和感を感じてしまいます。自分が大学で学んだことと正反対のような言葉なので、違和感を感じてしまうのは当たり前です。 深い子ども理解だと思っているのは教師であって、…