サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

考えるだけでワクワク

青森と静岡を繋いで合同『学び合い』をすることを画策しています。今日はその打ち合わせをしました。
内容は極シンプルですが、ワクワクするものです。子供たちもきっとワクワクしてくれていると思います。
県外の学校と繋がるのにネックになるのは、情報の管理(メールアドレスなど)です。そこをどう乗り越えるかは、それを得意としている人と繋がることだと合致しました。
ここがスッといかないというのは、あまり前例がないことだからだと思います。しかし、ここで諦めず、多様な繋がりを生みだしていきたいと思います。
管理職の先生方も、失敗していいからとりあえずやってみようと後押ししてくださるのが心強いです。
 楽しみです。

楽だけど楽しくない

今年度は自由に任せられている部分が多い。その分責任も重いけど。
でも、自由の方が自分がしたいことを思いっきりできて、楽しい。自分の頭で考えて実行するのは楽しい。
子供たちも多分同じことを考えると思う。
何もかもこれやりなさいと言われて、やるだけは楽だけど、楽しくない。
子供たちの顔にでる。

感謝をもって

担任をもたせていただき、日々子供たちと関われることに感謝を感じます。
管理職や級外は担任をもてません。
忙しさを感じる中でも子供たちの前に立たせていただいている感謝は常にもとうと心がけています。
不平・不満を口にしてしまえば一瞬楽になれるかもしれませんが、自分の成長には繋がりません。おそらく仕事も今後任せられなくなってしまいます。
限られた時間の中で、自分の仕事を懸命に励み、色々なことにチャレンジしていくことは、自分の得でもあり、周りもそれを見ていると思います。
チャレンジしてくぞ!

無配慮

去年は低学年で今年は高学年なので、社会、理科を新しくもっています。
社会のワークシート作りは大学時代丁寧に教えていただいたので、その経験が生きており、ちゃちゃっとワークシートを作れることも多いです。
そして、教師が一つずつ説明していくよりも子供たちが互いに協力し合いワークシートをつかって進めていく方が、はるかに効率もいいし、子供たちの頭も回転します。その先に繋がりが生まれます。
教師が授業の内容を説明しないということは、子供たちの学びへの配慮が足りないように思われます。地図の穴埋め問題を埋めるために何を使ってどうすればすぐ答えに辿り着くかは分かりません。教師が教えればすぐに答えは見つかりますが、あえてそこでヒントを与えないことで自分たちで探し、自分たちで答えを導こうとします。あえての無配慮が子供達を伸ばすと思います。

もし教師が説明するとしても、一人一人にあった理解のしかたは異なります。その理解のしかたを模索するのは子供たちです。

ワークシート一枚を使った1時間でも、シンプルかつ最強の関係づくり、学びづくりができます。

つながるか?

それは子供たちの幸せにつながることか?

これをいつも胸において子供たち、同僚と接していますが、ブレる時は幾度とあります。

ブレても、反省し、次に生かすことが大事。

また明日から自分を変えていきます。

いいなぁ

昨日は上越『学び合い』の会が行われていたと思います。
自分は学校公開日と市が主催のスポーツ観戦が重なり上越に行くことを断念しました。皆さんにお会いしたかったです。

土砂降りの中のスポーツ観戦は、子供たちも寒そうで心配でしたが、僕も初めての経験で楽しめました。子供たちが地元で生きていく上での価値となる楽しみ方の一つにこれがあるんだなと感じました。

次は上越で皆さんに会えることを楽しみにしています。

100点会議

子供たちの動きを見ているととっても面白い。
最初は消しゴムで遊んでいるように見えても、ふとした時に学びに向かっているということがよくある。関わりの中の化学反応で起きていることだと思うけど、もし僕が途中で注意していたらおそらくそれは起きていない。注意して直ったとしても持続可能とはいえない。
テストで100点を取れたら日本一幸せだと言って、授業では100点会議が行われる。算数の問題一つとっても考え方はいろいろある。クラスの人数の知恵をもってすれば自分にあったやり方がみつかる。自分のおかげで分からない子が分かるようになればこの上ない幸せを感じる。
学び合う集団に少しずつ近づけているかなと思う。
でもまだまだこれからだ。