サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

情報

授業を考える上でのひらめきが意外と降ってくることが多いなと思います。

それは本やSNSで多くの情報に触れているからだと思います。

SNSだと無駄な情報もたくさんあると思いますが、そのただ情報を浴びてるだけの時も、意外と役立つ時があるんだと思います。

FacebookTwitterで教育関係の情報を得ることは、小さな時間であったとしても、大事な時間でもあると思います。

皆さん有意義な発信ありがとうございます!

教育とは

アインシュタインはこう言ったらしい。

 

「教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。そして、その力で社会が直面する諸問題の解決に役立させるべく、自ら考え行動できる人間をつくること、それが教育の目的といえよう。」

 

一つは、仲間。一つは、人の力を借りる力だと僕は思う。

 

30年後に、今担任しているクラスの子がたくましく生きているか?

一人として見捨てられていれば、僕たちの教育は失敗だったともいえる。

 

何がいい教育なのか?

それは30年後の彼らが証明する。

今はそれしか

この子に本当にこの勉強は必要なのだろうか・・・と考えてしまう。

しかし、今のところ僕には、この勉強をツールとして、多様な他者の力を借りて課題を解決する力、人と繋がる力をもたせてあげる力しかない。

各々が強みを生かしていけるようになればいいけど。

今の自分にはそれは難しいと思ってしまうのは、なんだか情けないし、辛い。

ミッション

3学期に入って少し経った。

もうすぐで新任1年目も終わってしまう。

マリオでいうスター状態(無敵状態)も、もうすぐ終わり。

この1年で、授業の作り方?のようなものがだんだんと分かってきたがする。

もちろん、全く分かってないこともあるだろうし、間違いもあるだろう。でもそれに気づくのはまだまだ先でもいいかもしれない。

まあ先輩たちにとっては普通のことだと思う。

でもその普通のことを習得するには時間がかかるし、現場で実際にやってみないと分からないことが多い。

 

 

 

 

あ、でも、その普通は、板書とか、みんなが分かるようになる教材の工夫とか、そういうものを理解してきたとかではない。そもそもそれには個人差によってフィットするかしないかは違うと思ってるから。

分かってきたのは、ミッションの立て方だと思う。そして子供たちに任せたら上手くいくということだと思う。

 

最近国語でワークシートにまとめをするというのがあったけど、1学期は全く書かない子もいたし、全然違うことを書く子もいた。

でも今回はみんなしっかりまとめることができている。僕が書かない子に、ここ書くんだよなん一人ひとり見ていない。

恐るべし成長。

子供たちはすごい。

 

ミッションの立て方と、そのミッションがワクワクするかどうかを、僕も掴んできたと思う。

成長

集団が成長していると感じているかどうかは自分次第。

自分が居心地がいいと感じたら、それはいいということ。

 

僕は、今のクラスは居心地がよくなりつつあると感じています。

足りないところを補い合ってる感じがするし、僕も子供も笑顔が多い。学びに向かう姿勢もみんなよくなってきています。1学期2学期とは全然違う。

それは、僕の考え方が変化してきたことでもありますし、子供たちも変化してきた結果なんだと思います。

 

先週、初任研で丸一日入ってくれた先生も、その先生は僕がいない時いつも自分のクラスに入ってくださるのですが、「みんな成長した。2学期とは全然違うよね。」と言ってくださいました。

それを聞いた教頭先生が、「やっぱり担任が頼りないから子供たちががんばろうとしてるんだよね~(笑)」と茶化してきましたが(笑)、それはある意味理想なのかもしれません(笑)。僕がいようがいまいが、頼れないが、子供たち同士で支え合っていることはとてもいいことです。

 

僕はこの子たちが少しでも幸せになれるよう、努力するだけです。

大事なもの

子供たちのこれからの未来に必要なのは、多様な繋がりだとつくづく感じる。

子供、大人、それぞれ何か問題があるときは、人間関係の希薄化が原因であることは多いと思う。

自分と同じ境遇の人をどれだけ知ってるか。自分とは違う境遇の人をどれだけ知ってるか。困った時に聞ける人がいるか。助けてくれる人がいるか。

 

だから、勉強ができる、運動ができるなんて本当に二の次でいいと思う。

それよりも多様な繋がりを多く得ることの方がよっぽど大事だと思う。

 

学校は、勉強というツールをつかって、繋がりを得ることが目的でいいと思う。

それが子供たちの幸せに必ず繋がると信じてる。

そして、その子供たちの結果は、20年後30年後になってみないと分からない。

 

最後の初任研

今日は最後の初任者研修でした。

今年1年目で採用された同期たちと、このような場で語り合えるのは最後でした。なんだか寂しくもあります。

しかし、これからも長い付き合いになる仲間です。2年目からそれぞれの立場で成長していきたいです。

 

今後の教育実践として最後のレポートを書きました。

ここにもそれを記しておこうと思います。

 

今後の教育実践

1目標
5年後を想像し、あなたが目指す教師像を書いて下さい。

子供たち同士の繋がりが、20年後も続いている集団を維持できる教師。

 

2具体的な取組
目標を達成するために、今後取り組んでみようと思うことについて具体的に書いてみましょう。

学校で学ぶ意味を子供たちに語れるために、これからの社会について常に勉強し、学校外の活動にも積極的に取り組んでいきたい。子供たちが繋がり合える集団を形成できるために、授業において目標を定め、子供たち同士が関わり合い、協力し合えるようにしていきたい。同僚の先生方からたくさん教えて頂くために、自分ができることは積極的にやり続け、分からなかったり困ったりするとはどんどん聞くようにしていきたい。子供たちへの愛をもち、情熱を忘れず何事にもチャレンジしていく。